
ユーロ、
ISO 4217 コード: EUR 978、 "単一通貨"として知られている。欧州通貨単位(ECU)に変わる呼び名がユーロ。ユーロは1992年、マーストリヒト条約の下で導入が決定、経済通貨同盟(EMU)の創設を規定した。ユーロの確立は、EMU諸国内の相互依存、貿易促進、インフレ率抑制などの効果が期待されている。1999年1月1日、ユーロはEMU諸国11カ国の共通通貨に。初値は1.1745米ドル。
2001年1月1日、ギリシャがユーロ採用。 2002年1月1日、ユーロの紙幣と硬貨の使用開始; 各国通貨は廃止になり、現在ではユーロ連合加盟25カ国のうち12カ国がユーロを採用。


日本円、
ISO 4217 コード: JPY 392、明治政府が1871年、新通貨法を制定、円の採用を開始。
世界第2の経済大国として、高い流動性を持つ。1971年、ドルとの交換比率は360円。(
"円"は国旗の太陽や初期硬貨の穴を意味する)国内市場の強さから、円需要は海外からよりも日本の大企業からのほうが多い。円は米ダウ工業平均、日経、不動産市場から影響を受ける。市場参加者からの関心が高い経済指標は、第三次産業活動指数・GDP・日銀短観・対内・対外証券投資・外国為替平衡操作の実施状況が挙げられる。
英ポンド、
ISO 4217 コード: GBP 826、クィッド、ニッケルの呼び名を持つ。1800年中期からポンド/ドルの取引は大西洋を超えてテレックス・ケーブルで行われたことから、ポンドはケーブルとも呼ばれる。英国は1066年のノルマンコンクエストの時代に欧州初の大蔵省を設立、法定通貨を開始した。ほとんどのケーブル取引は外国為替市場最大のロンドン市場で行われる。ケーブルは、石油価格の変動、国内のインフレ率、雇用率などに影響され易い。特徴、1)高金利通貨である、2)ユーロ圏との経済情勢との比較によって、対ドルよりも対ユーロでの変動に着目する必要がある、3)北海油田を抱えていることから原油の変動による影響も受ける場合もある。首都はロンドン。


スイスフラン、
ISO 4217 コード: CHF (Confederacion Helvetica-Franc)
756、スウィッシーとも呼ばれる。スイス政府は1850年にフランを開始。スイスの経済・金融に影響される。スイス経済と密接な関係となるユーロ圏に接していながらも独自路線を維持しながら、リスク回避通貨として、有事の際にはスイスフラン買いが行なわれる。今や金融市場の重要なポジションを占め、取引量だけで高金利通貨の豪ドルや加ドルよりは上で、英ポンドの半分以下の取引量。またスイスフランは主要各国と比較しても低金利のためしばしば資金調達通貨としてキャリー・トレードによく利用される。首都はベルン。


ニュージーランドドル、(新ドル)
ISO 4217 コード: NZD 554、呼び名はキウィ。高い格付けで、良好な財務状況を背景にした通貨。主な特徴は、1)高金利である。2)豪ドルとともに「オセアニア通貨」と呼ばれるくらい結びつきが強い。3)資源国通貨である、などがあげられる。主要産業は畜産を中心とする生産性の高い農業。輸出依存で商品市況や自国通貨の変動状況によってかなり影響を受け易い。首都はウェリントン。生活環境は、日本の環境によく似ており。日本の約3/4倍くらいの国土。


カナダドル、(加ドル)
ISO 4217 コード: CAD 124、呼び名はローニまたキャンドル。カナダドルはG7諸国で最も健全と見込まれている財政状況を背景にした通貨。通貨の特徴としては、為替変動の少ない安定した優等生的な通貨。経済のファンダメンタルズ(貿易収支、消費者物価、雇用統計、金融政策など)に注目され、比較的国際情勢に左右されにくい。また、インフレ・ターゲット政策を採用している国である。産業構造は自動車製造、紙・パルプ、鉄鋼、機械・機器、鉱業、化石燃料採掘、林産、農業。首都はオタワ(オンタリオ州)。

